悲喜こもごも

読むと得も損もあり!

頼るべきは家族でない!老後生活で頼るべき公的機関・制度

桜田容子氏の取材・文(『女性セブン』掲載)のほぼほぼコピペです。

 

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「もうダメかも」と思ったときに活用できる団体・機関

 「お金のことには疎くて……」などと,マネー情報から遠ざかり,「まだ自分には関係ない」と見て見ぬ振りをし続けていた結果,気づけば貯金がないまま老後生活に突入。最初は年金だけでなんとか生活できたとしても,やがて「貯金ゼロ」では病気など不測の事態に備えることができなくなります。もしそうなった場合,どうすればよいのか。「老後貯金ゼロ」から生き延びるための方法の紹介です。

 

家族より公的機関を頼る

 「家族同士で助け合い,面倒を見るのは当然のこと」といった考えに捉われている人は多いかもしれません。しかし,この考え方は危険です。自分の首を絞めるだけでなく,“一家総倒れ”になりかねないからです。

 認定NPO法人理事でソーシャルワーカー社会福祉士)の藤田孝典さんは,「実際,家族間でどうにかしようとして,共倒れするケースを多く見てきました。気持ちはわかりますが,家族だろうと家計や世帯は別にするなど,ある程度線引きをして,困ったときはまず,公的な機関に助けを求めた方がお互いのためになります」

 たとえば地域包括支援センターや居住支援協議会などの団体などに相談することで,思ってもいなかった救援策を得られ,道が開けることもあります。

 「足腰が弱くなって助けてほしいときなどは,地域包括支援センターに連絡を。要支援や要介護1の認定 が下りれば,自宅で介護保険のサービスなどを受けられます。日常的に介護専門職のかたが自宅に出入りすることで,こちらの窮状を理解してくれ,介護保険から生活保護制度につないでくれるケースもあります」(藤田さん)

 

制度を活用する

 貯金がないときに困るのが,入院などの予想外の出費ですが,公的制度を使えば,大きな支出を抑えられます。

 たとえば,民間の医療保険に加入していなくても,自治体によってはがん治療にかかる費用を一部負担してくれるところもあります。

 いずれも,申請しなければもらえない。自分が住んでいる自治体のウェブサイトを見るなり,問い合わせるなりして,どんな補助制度があるか確認しておきましょう。まずは制度があることを知る,そして使えそうな情報を集める,ということを心掛けましょう。

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>