2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
2020年4月1日施行 瑕疵担保責任から契約不適合責任へ <改正前> 従来の通説(法定責任説)では,売買の目的物,例えば不動産のような特定物に瑕疵があった場合でも,売主は債務を履行しているので責任を負わないと考える。しかしながら,それでは瑕疵…
【保管申請の撤回】 1 申請ができる人 遺言者本人に限定。遺言者の法定代理人(遺言者の親権者等),任意代理人(例えば弁護士)による申請は不可。遺言者の死後,その相続人が保管申請の撤回することも不可。 2 手続先の保管所 原本が保管されている保管…
【保管所・保管官】 前者は法務局で,現時点では,すべての法務局が指定されいるわけではありません。 後者がその事務を取り扱う法務事務官のことです。 【保管の申請】 1 手続ができる人 遺言者本人に限定。遺言者の法定代理人(遺言者の親権者等),任意…
2020(令和2)年7月10日施行 【メリット】 図表:保管制度利用の有無と公正証書遺言の比較 自筆証書遺言 (保管制度利用せず) 自筆証書遺言 (保管制度利用) 公正証書遺言 作成者 遺言者 遺言者 公証人 形式・内容チェック 遺言者自身か,専門家に…
令和元年(2019年)7月施行 トラブルになりやすい相続において、遺言には強力な効力が認められています。一方で、遺言に不満を持つ相続人は、最低限の取り分である「遺留分」を請求も認められています。 これまでは遺留分を求める遺産が不動産などの場合、実…