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オール電化で節約? ガスを廃止して電化住宅!光熱費が「安く」なる?

 以下は,ファイナンシャルフィールド提供記事(執筆者:FINANCIAL FIELD編集部,2023/6/17現在)のほぼほぼコピペです。最後に≪補足≫を付け加えました。

 新築で戸建てを購入する際に,オール電化(電化住宅)にするかを,悩む方もいらっしゃるでしょう。光熱費を電気代にまとめられて,節約につながると考える人もいるかもしれません。 しかし,マイボイスコム株式会社のアンケート調査によると,2021年に電化住宅(オール電化住宅)にしている家庭の割合は14.3%であり,まだまだ普及率は低いという印象です。

 そこで今回は,電化住宅でかかる電気代や,節約のポイントについてまとめました。電気の使い方次第で,光熱費を節約できるかもしれません。オール電化を検討中の人は,参考にしてください。

電化住宅とは?

 電化住宅とは,調理・給湯・冷暖房など,生活する上で必要となるエネルギーを,すべて電気でまかなう(オール電化)住宅のことです。ガスを使用しないため,光熱費にガス代は一切かかりません。 ガスを使用したエネルギー供給に比べて,ガス漏れや火事などのリスクが減り,安全性の高いことが特長です。

電化住宅での1ヶ月の電気代は約1万5000円

 関西電力によると,電化住宅(オール電化住宅)の場合,1ヶ月あたりにかかる電気代の目安は,2人家族で1万4303円とされています。総務省統計局の家計調査報告によると,2人以上の世帯における,2022年の平均光熱費は,以下の通りです。

・電気代:1万2678円

・ガス代:5232円

 上記の二つを合計すると1万7910円となり,オール電化よりも,ガス+電気のほうが,光熱費の高いことが分かります。使用する電気機器や,使用頻度によっても異なりますが,使い方次第では,電化住宅のほうが,光熱費を安く抑えられるかもしれません。

電化住宅での電気代節約術3選

 電化住宅にすると,電気代が心配な方もいらっしゃるでしょう。そこで,ここでは,なるべく電気代を抑える節約術を三つご紹介します。

◆夜間に電化製品を使用する

 電気は,昼間に使用するよりも,夜間のほうが安くなる傾向にあります。例えば,東京電力エナジーパートナーの「夜トク12」プランでは,電気料金に図表1のような違いがあります。

 夜に,洗濯機を回したり食洗器を使ったりと,電気を使用する時間帯を意識するだけで,効果的に電気代を節約できるでしょう。

エコキュートを省エネモードで使用する

 電化住宅では,給湯器としてエコキュートを使用しますが,それぞれ,省エネモードが搭載されています。

 ただし,エコキュートの提供元によって,省エネモードでの使い方が異なりますので,詳細は自身で確認してください。また,風呂の「追い炊き」機能は,電気代が高くなる傾向にあります。

 そのため,毎日新しくお湯を張ったり,足し湯機能を使ったりするほうが,電気代を安く抑えられるとされています。状況に応じて,うまく使い分けましょう。

◆省エネ機能を搭載している電化製品を使用する

 最近では,省エネ機能を搭載した電化製品も,数多く販売されています。わざわざ買い替える必要はありませんが,次の買い替え時には,省エネ効果が期待できる製品を選びましょう。

電気を賢く使って光熱費を安くしよう

 電化住宅(オール電化)は,ガスと電気を併用した場合と比較して,光熱費が安くなる傾向にあります。しかし,電気代高騰の影響で,光熱費を心配する方もいらっしゃるでしょう。 その場合は,電気の使い方を工夫すれば,さらに電気代を安く抑えられます。洗濯機や食洗器のタイマー機能を使って,夜間に使用するなど,これを機に,家事の仕方を変えてみましょう。

 

出典

マイボイスコム株式会社 MyVoice Enquete Library(MyEL) 「オール電化住宅に関するアンケート調査(第6回)」

関西電力株式会社「オール電化の電気代平均額と節約方法」

総務省統計局 家計調査報告 ―月・四半期・年― 家計調査 2022年(令和4年) 平均 「家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)平均結果の概要」

東京電力エナジーパートナー株式会社「夜トクプラン」

≪東北地方のあるマンションにお住いの方は,暖房(全室)を電気から「灯油」(暖房器具代を除く,一部の部屋のみ)に替えたら,月1万円安くなったそうです。

 余談ですが,そこの電力会社の過去最高の黒字決算のようです。値上げは,様々な要因を理由に行われましたが,結局,消費者から小銭?を大量に巻き上げて,株主に配当するためだったと思わざるを得ません≫

お読み頂き,有り難うございました<(_ _)>