悲喜こもごも

読むと得も損もあり!

(3)の続編・ストーカー認定されたA子さんの逆襲

課題

1 ストーカー認定されたA子さんは,直接コンタクトをとることができないので,何とかしたい。。
2 ストーカー認定を取り消したい。
3 二人は婚約していて,それを一方的に破棄されたと主張したい。
4 損害賠償の範囲を,精神的苦痛(病気になったこと,病休を含む)だけでなく,チケットのキャンセル代金等にまで広げたい。

3,4について ➡ 弁護士に

 婚約の認定の可否が問題となりますが,婚約が認められた場合には,婚姻と同様の扱いになります。損害賠償の範囲も広がることも,狭まることも!

2について

 ストーカー認定は取り消すことができるが,認定に比べ,取消しは慎重にならざるを得ず,時間を要する。 

1について

 A子さんから,民事的なものについては直接請求できると,警察署から聴きました。
配達証明付の内容証明がいいと考えましたが,文面が思い浮かばず,その方面に長けた方として,司法書士から行政書士を紹介されました。その方を相談しながら,A子さんの意図する文面ができあがり,郵送しました。

その後

 暫くしてから,Bさんから次のような連絡がありました。
 支払う気はあるけれど,もっと額を少なくして。
 給料が少ないから,月賦で払いたい。

AさんはBさんをよく知っていた

 Bさんはのらりくらりで支払うことはないだろうと,Aさんは確信した。
 Bさんのことをスッパリ切って忘れるか,弁護士に依頼してケジメをつけてもらうか。Aさんは結局後者を選択した。

 

お読みいただき,有り難うございました。